~松島、そして東北に光をそそぐ東北放射光施設~

 松島町では、経済の活性化、雇用の創出を実現するため東北放射光施設の建設誘致を目指しています。

 東北放射光施設の誘致は、産業振興のみならず、雇用の確保、定住促進、少子高齢化など、町の課題解決に大きな効果が期待されます。町全体が一丸となって、誘致の実現を目指しましょう!

放射光とは??

 高速に近い高エネルギーの電子または陽電子が磁場の中を通過すると、磁場によって軌道を曲げられ、そのときの軌道の接線方向に電磁波(光)を出します。この時に放出される電磁波を放射光と言います。

 

放射光施設とは??

 

 

一口で言えば、「強力な光を使った顕微鏡」または「光の工場」と呼ばれています。

 極微量でも、元素の種類や原子の配列がわかります。刻々と変化する物質や構造情報を原子・分子レベルで捉えることができます。

 

 

経済効果は??

 設置後10年で予想される経済効果は3千億円以上、雇用創出約1万4千人を想定し、我が国の強靭化に貢献するとともに、被災地の生活基盤を再生し、早期復興を実現されることができる施設として計画を検討しています。

建設地を決めるのは??

 東北の7国立大学が共同提案として「東北放射光施設推進会議」を設置しています。

 建設地については、候補地に手を挙げてもらい第三者委員会で絞り込むコンペ方式を原則とする予定です。

建設地の要件は??

 放射光施設は1万分の1ミリメートルを制御する大型の精密装置のため、強固で安定した地盤が必要です。

 また、多くの人が利用するので、交通アクセスも重要な要件です。

 そして、地元の熱意が非常に重要になります。

 

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 ▲兵庫県に立地する放射光施設 Spring-8(スプリングエイト)

放射光を使った開発研究の成果は??

 環境にやさしい高性能三元触媒の実用化、自動車用インテリジェント触媒の実用化、髪に艶を与えるヘアケア製品の開発、米のとぎ汁由来成分を配合したヘアケア製品の開発、長寿命人工関節の開発、電子部品の特定有害物質規制への対応、長寿命の次世代リチウムイオン電池の開発、ニッケル水素電池の高容量化、高性能な低燃費タイヤの開発、むし歯予防ガムの開発など

東北放射光施設誘致シンポジウムを開催

 平成25年11月16日に、松島町文化観光交流館で東北放射光施設誘致シンポジウムが開催され、約400人が参加しました。

 シンポジウムでは、大橋町長が東北放射光施設の誘致する目的などを説明し、櫻井公一町議会議長や伊藤信太郎衆議院議員、安部孝県議会議員が、町議会、国、県などの視点から東北放射光施設の必要性や松島町が果たすべき役割、その可能性について意見交換を行いました。

 また、東北大学の早稲田嘉夫名誉教授が「東日本大震災からの復興と東北の未来を加速する放射光」と題して講演が行われ、「放射光施設は、ひと言で言えば『強力な光を使った顕微鏡』。新しい産業振興の中核拠点になる。東日本大震災からの復興のシンボルにもなるので早期に実現したい」と施設を誘致する意義を述べていました。

 

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 ▲講演する東北大学早稲田名誉教授      

 このシンポジウムでは、施設を松島町に誘致し、経済の活性化を図り、松島町が東北の「復興」と「ものづくり新産業の創出」をけん引する役割を果たすため、町民の皆さんに同施設に対する理解を深めていただき、町が一丸となって誘致に取り組もうと開催されました。