「松島復興への提言」をご覧頂く皆さまへ

 

 壊滅的な被害をもたらした東日本大震災から松島町を復興させるには、役場などの行政や町内の被災地区の住民だけでなく、1万5千人の全ての松島町民が相互協力と連携の下で、ぞれぞれの役割を一つ一つ着実に担っていくことが、とても大切です。またその中で、単に元に戻す「復旧」ではなく、未来に向かって新しい松島を創っていく「創造的復興」を目指していくことが重要です。
 このためにも、松島町民全体に明るい希望と勇気を与えるとともに、豊かで明るい松島町の再生につながる「復興計画」を一刻も早く取りまとめることが求められております。この復興計画に町民などの意見を反映させるため、若手町民などからなる「松島町震災復興計画検討会議」を開催し、「松島復興」について幅広く議論を重ね、この提言書をまとめました。

 そのことから、この提言書に盛り込まれている一つ一つの内容は、全てが松島町で実施することを決定したものではなく、今の時点では、これらの提案を実行するためのお金(予算)や人(組織)が確保されている訳ではありません。この提言書が実行に移されるためには、今後、この提言書の内容を復興計画に盛り込んで頂くことが必要で、それを決めるのは松島町であり松島町民です。

 松島町では、7月19日に「松島町震災復興基本方針」を決定し、公表しました。これによって、松島町では震災復興の基本的な方向を示しました。この基本方針の方向に沿って、松島町長から委嘱された我々松島町震災復興計画検討会議が、「松島復興のカギ」を、あくまでも町民の観点から、独自に取りまとめ、松島町長に提言したものが、この提言書です。

 この次の段階は、この提言を受けて、松島町で10月半ばまでに復興計画の素案を取りまとめて頂くことです。さらに、この提言書は、松島町長だけでなく、松島町が別に設置した「松島町震災復興会議」にも提出しております。松島町震災復興会議においても、この提言書をご覧頂き、独自の観点から、松島町長への提言が行われるものと思量されます。

 松島町では、12月までに復興計画を決定させ、松島町民の皆様にお示しすることとしています。そして、復興計画が出来上がったその次に必要なことは、一人一人の松島町民が、松島町などの行政と一緒に、復興計画に従い、一丸となって松島復興に向かって具体的な行動を起こすことです。

 是非、この提言書をご覧頂き、松島復興を一緒に考えていきましょう。松島町民の皆様一人一人の声が、未来の松島町を創っていきます。10年後、20年後、素晴らしい松島町を子供たちに引き継いでいくためにも。

平成23年8月21日 松島町震災復興計画検討会議 議長  飯 川 斉

松島復興への提言 [3577KB pdfファイル]