マルチ商法(連鎖販売取引)- 友達からの「いい話」はトラブルの始まり -


 「商品を紹介するだけで簡単にもうかる」などと言って、販売組織に勧誘し、大量の商品やサービスの契約をさせる商法です。
 

トラブル例(1)


高齢の母が知人から勧められて、便通が良くなる、病気にならないという健康食品や衣類から食品まで洗える 洗剤を毎月何万円も買っている。また、人を紹介すれば収入が得られるので、友人に販売するよう勧められた。 母が恨まれることになっても困るので、やめさせたい。

 

トラブル例(2)


誘われたセミナーで「会員は安く化粧品を購入でき、商品を売ったり、販売員を勧誘すればマージンが入る。 その販売員が別の友人を誘った場合もマージンが入る」と説明された。入会したが、商品は売れず、友人も誘えない。

 

▲多くの場合、商品は売れず、会員も勧誘できず、購入した在庫だけが残ります。知人関係を利用した商法で(無意識でも)加害者になることになり、 人間関係を壊すことになりがちです。

▲解約はできるでしょうか…マルチ商法は契約書面を受領してから20 日間はクーリング・オフができます。 クーリング・オフ期間が過ぎても中途解約ができます。入会して1 年を越えずに中途解約した時は、 中途解約から遡って90 日以内に受け取った商品で未使用の商品であれば、価格の1 割の違約金で返金できることになっています。 また、もし事実でないことを告げられて契約してしまった場合には、取消しができます。

▲商品としては、健康食品、キッチン用品、補正下着、宝飾品等、また、カタログを使って健康食品を売り手数料をもらうというケースもあります。

 

ポイント


 「必ずもうかる」というおいしい話はありません。安易にその場ですぐ契約をしない。必要のない勧誘には、はっきり断ることが大事です。