松吟庵は、この島で修行に励んだ見仏上人や雲居禅師のおもかげを今に伝える庵。
万治2年通玄和尚のためにその兄が、頼賢が住んでいた妙覚庵の跡に建てたもので、洞水和尚の詩にちなんで名付けたと伝えられます。
ここを訪れた芭蕉は「雲居禅師の別室の跡、座禅石など有。
将、松の木陰に世をいとふ人も稀稀見え侍りて、落穂松笠など打ちけぶりたる草の庵閑に住なし」と書いています。